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「家庭動物等の飼養及び保管に関する基準」について

「家庭動物」を飼育するときの「基本的な心構え」や「飼い主の責任」などが定められています。たとえば、以下のようなことです。

  • 動物は命あるものです。飼う場合はその習性をよく理解し、愛情をと責任をもって、一生飼育しましょう。
  • 周辺住民に迷惑をかけないようにしましょう。また自然環境に悪影響を与えないように飼いましょう。
  • むやみに増やさないよう、繁殖制限をしましょう。
  • 所有者が分かるようにしましょう。
  • 感染症についての知識を持ちましょう。

家庭動物等とは

犬や猫だけではありません。
ペットや伴侶動物(コンパニオンアニマル) として、飼われている動物たち(哺乳類、鳥類、爬虫類)すべてを指します。
一般家庭だけでなく、学校などで飼われている動物たちも含まれます。

また、飼い猫や飼い犬だけでなく、野良猫や野良犬も「愛玩動物」です。原則飼い猫・飼い犬と同様に扱われます。

第8 準用

家庭動物等に該当しない犬又はねこについては、当該動物の飼養及び保管の目的に反しない限り、本基準を準用する。

動物を飼うということ

動物を飼う場合の「共通基準」として、以下のようなことが書かれています。

  • 動物の健康と安全に配慮しましょう。その動物の習性を知り、適切に世話をし、けがや病気になればすみやかに獣医師に診せましょう。
  • (人間の)生活環境に悪影響を及ぼさないように注意しましょう。
  • 適切な飼育数にとどめましょう。
  • 繁殖制限をし、むやみに増やさない。
  • 動物を輸送するときは健康と安全に留意して。
  • 人と動物の共通感染症について知識をもちましょう。
  • 逃がさないよう管理しましょう。
  • 人に危害を与えることのないよう万全を期しましょう。
  • 災害時の対策もしておきましょう。

(長いので条文の記述は略します。詳細は「全文」のページをごらんください。)

猫について

  • 他人に迷惑をかけないように飼いましょう。
  • 室内飼育しましょう。
  • 繁殖制限しましょう。
  • もしどうしても飼育を続けることができなくなった場合は、もらってくれる人をさがしましょう。
  • 子猫の譲渡は、社会科年齢に達してから。

 

第5 ねこの飼養及び保管に関する基準

 ねこの所有者等は、周辺環境に応じた適切な飼養及び保管を行うことにより人 に迷惑を及ぼすことのないよう努めること。
 ねこの所有者等は、疾病の感染防止、不慮の事故防止等ねこの健康及び安全の 保持並びに周辺環境の保全の観点から、当該ねこの屋内飼養に努めること。屋内 飼養以外の方法により飼養する場合にあっては、屋外での疾病の感染防止、不慮 の事故防止等ねこの健康及び安全の保持を図るとともに、頻繁な鳴き声等の騒音 又はふん尿の放置等により周辺地域の住民の日常生活に著しい支障を及ぼすこ とのないように努めること。
 ねこの所有者は、繁殖制限に係る共通基準によるほか、屋内飼養によらない場 合にあっては、原則として、去勢手術、不妊手術等繁殖制限の措置を講じること。
 ねこの所有者は、やむを得ずねこを継続して飼養することができなくなった場 合には、適正に飼養することのできる者に当該ねこを譲渡するように努め、新た な飼養者を見いだすことができない場合に限り、都道府県等に引き取りを求める こと。
 ねこの所有者は、子ねこの譲渡に当たっては、特別の場合を除き、離乳前に譲渡しないよう努めるとともに、その社会化が十分に図られた後に譲渡するよう努 めること。また、譲渡を受ける者に対し、社会化に関する情報を提供するよう努 めること。

自然環境や野生動物のことも考えなければならない

いわゆる「エキゾチック・アニマル」だけでありません。犬や猫だって、放し飼いであれば、野鳥や希少種を捕食したり、絶滅危惧種の植物を荒らしたりするかもしれません。

田舎であっても、愛玩動物は放し飼いにせず、しっかり管理して飼育しましょう。

第7 その他

所有者等は、動物の逸走、放し飼い等により、野生動物の捕食、在来種の圧迫 等の自然環境保全上の問題が生じ、人と動物との共生に支障が生じることがない よう十分な配慮を行うこと。

 

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