猫とネコとふたつの本棚>同居の工夫>pHチェック
家庭でも出来る猫尿のpH値チェック
猫のオシッコの酸性度・アルカリ度を簡単にチェックできる商品が市販されています。
ご存じの通り、正常な猫の尿のpH値は、弱酸性。
ストルバイト結石など猫下部尿路疾患(FLUTD)になると、尿がアルカリ性に傾きます。
こわい病気の早期発見には、常日頃の観察眼が大切ですが、時に応じて
猫尿のpHチェックもしたいものです。
◆◆pH試験紙◆◆
理科の実験で使いましたよね?
試験紙の色変化で酸性かアルカリ性かを調べます。
リトマス試験紙ともいいます。
これ、意外と手に入りにくい。
薬局で売っていると噂を聞きましたが、当地の田舎薬局にはありませんでした。
pH試験紙を必ず置いてあるところ。
それは熱帯魚店です。
水槽の水質検査に使うんですね。
意外なところでは、手作りコスメのお店にあったりします。
もちろん、犬猫用の試験紙セットも市販されています。
50枚で1000円弱くらいです。
私も買ってみました。
こちらのページの下の方で色変化などの写真を載せていますので参考までにどうぞ。
→下部尿路疾患から愛猫を守るために>pH試験紙のページ
【試験紙でチェックするときは】
尿pHを調べるときは、できるだけ食事前の尿で!
尿pHは食事内容によって大きく変化します。
一般に肉食のあとは酸性、菜食のあとはアルカリ性に変化します。
【補足】
健康な猫の尿pHは弱酸性(pH6.4±0.2)。
ちょうど牛乳が同じくpH6.4±0.2ですから、まずpH試験紙を牛乳に浸けて
健康な尿ではどんな色になるか見てみましょう。
テストの仕方は、pH試験紙を牛乳に入れてさっと引き出す。
余分な牛乳をはじいて、pH試験紙の色を見ます。
あまり長く牛乳に浸けているとpH指示薬が溶けて牛乳に流れ出てしまうので
サッと浸けてサッと出してパッと測るのがコツだそうです。
さらにpH値によって砂や試験紙の色がどのように変化するか、身近なもので確かめると面白いかも。
●酸性 = 酢、ホウ酸、レモン汁、コーラなど
●中性 = 水。
●アルカリ性 = 石けん水、重曹、ベーキングパウダー、アンモニア水など。
◆◆pH試験紙を使ってのチェック法◆◆
何かの容器に採尿してから、pH試験紙を浸して調べるのが一般的だと思います。
猫の採尿法はこちらのページをご参照ください。
→猫の採尿のしかた
でも、単にpHチェックだけなら、試験紙を割り箸やピンセットに挟んで
排尿中の猫のお尻の下に差し込むという方法でもOK。
割り箸は、未使用の、まだ割っていないものが挟みやすいと思います。

なお、使用済みの割り箸や、未使用でも、はさみ具合がゆるい場合は、
輪ゴムで割り箸をとめれば、しっかり挟めます。
*商品例*
・ 楽天市場【pH試験紙】
・ Yahoo!Shopping【pH試験紙】
・Amazon【pH試験紙】
◆◆pH計(pHメーター)◆◆
pH計とかpHメーターと呼ばれる機械があります。
中には液体だけでなく、固体や粉末のpH値も簡単に測定できるタイプもあり
これなら採尿に苦労する猫さんのシッコ玉を測定することも出来そうです。
見た瞬間は「買おう!」と思ったけど、もっと良く見たら2万円台(汗)
我が家はpH試験紙でいいや・・・
私が欲しいと思ったのはこれ↓
[HORIBA]コンパクトpHメータ<Twin pH>
B-211/212形
『世界初の平面センサ採用で、微量のサンプルで
pH値 (酸・アルカリ度) が測定できるコンパクトなpHメータです。
独自の平面センサにより、水溶液はもちろん
従来測定が難かしかった
固体や粉体も簡単に測定できるようになりました。
熱帯魚用の水、河川水、排水処理液の他、髪、布、食品、土壌、雨などの測定もできます。
自動一点校正のB-211と自動二点校正のB-212があります。』
(以上商品説明はメーカーのHORIBA HPから引用しました。)
*大手ショッピングモールで購入可能です。
・楽天市場【pH計】
・Yahoo!Shopping【pH計】
・Amazon【pH計】
◆◆pH検査できる猫砂◆◆
猫砂に混ぜて使うタイプと、
猫砂に検査粒が最初から混ざっているタイプとがあります。
検査粒は、一見普通の紙製猫砂のような感じです。
猫がトイレを使ってオシッコがかかると、通常、
酸性なら黄色、中性なら緑色、アルカリ性なら青色に変化します。
商品には必ず色見本がついていますので、
その見本と色を見比べることでpH度をチェックします。
猫砂に混ぜるタイプは、猫砂の素材によって
正しい判断ができない場合がありますので、
商品説明をよく読んでくださいね。
特にシリカゲル製のトイレ砂には使えない場合が多いです。
また、私の経験では、混ぜて日数がたつと、すべての粒が
アルカリ色に変化してしまう事がたびたびありました。
理想的なテスト方法は、おそらく、
猫がトイレにいく都度、その直前に砂の表面にうすくばらまき、
チェック後はすべて捨ててしまう、という方法ではないかと思います。
(尿は腐敗するとアルカリ性になりますので、正確な測定のためにも
古い砂はどんどん捨てる必要があります)
■イチオシの猫砂■
フランスから来た、シリカゲル系の砂です。
その名も「色が変わる猫砂」。
今まで私が試した砂の中では、一番よく反応しました。
さらに、pH値だけでなく、尿成分が異常だと、それらにも反応する場合が♪
健康管理や、病気の早期発見に役立ちます。
しかも非常に細かい砂が、猫たちに大人気。
どんなに優れたテスト能力があっても、猫たちが使ってくれなきゃ意味ないですからね。
すばらしい砂だと思います。

この砂の詳細な使用レポートはこちら。
→猫砂レポート>No.108. 色が変わる猫砂
■その他の商品例■
【健康チェック猫砂】
猫砂に最初から検査粒が混ざっているタイプです。
日本で製品化された物は木と紙の2種類があります。
8リットル入りで800円くらい。
*私も使ってみました。 猫砂レポート>健康チェック猫砂のページをご参照下さい。
【Dr.健康チェックシーツ】
砂ではなく、トイレシーツです。
犬ならそのまま、猫なら猫砂の下に敷いて使います。
3枚入りで250円くらい。
【楽天市場】
「健康チェック猫砂」
「健康チェックシーツ」
【Yahoo!ショッピング】
「
「健康チェック猫砂」
「健康チェックシーツ」
【Amazon.co.jp】
「健康チェック猫砂」
「健康チェックシート」
◆◆郵送による在宅尿検査◆◆
犬用なので、猫飼い主には関係ないかもしれませんが
→アルバの郵送検診キット わんわんチェッカー
なんてものがもあります。
動物病院等が行っている在宅尿検査です。
尿検査キットを購入し、自宅で採尿して検査表に記入、それを
指定検査機関に郵送して検査してもらいます。
◆◆尿pHと尿結石の豆知識◆◆
| 結石の種類 | 形成される尿pH | 対応策 |
| ストルバイト | アルカリ性尿 | ・尿を酸性にする (メチオニンやクランベリーを与える、など) |
| シュウ酸カルシウム | 酸性尿〜中性尿 | ・手術で除去 ・十分なマグネシウムとカルシウムの給仕 |
尿酸アンモニウム |
酸性尿 | ・タンパク質を抑えた食事(ただし長くても3〜4週間、必ず獣医師と相談すること) ・エネルギー源として脂肪や穀物を利用 |
シスチン |
酸性尿 | ・手術で除去 ・シュウ酸アンモニウム結石の対応策に準じる |
【資料:「犬と猫のためのナチュラルケア5」 本村伸子 より。】
詳細は本をご覧ください。
40ページにもわたって泌尿器系疾患のケアが書かれています。
特に強い薬を使いたくない飼い主さんにピッタリの本です。
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*猫トイレいろいろ
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最終更新日:2010.12.11..
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