猫とネコとふたつの本棚同居の工夫猫用非常持ち出し袋  

 

  

 

猫用 非常用持ち出し袋

  

   

  

大地震、台風、洪水や津波などの水害、さらに、放射能漏れ事故なんてものもありますし・・
猫のための災害対策といっても、実際問題、どこまで出来るか・・・

まず先に「阪神淡路大震災体験者より」をじっくりお読み下さい。
そして、ねこや動物を連れての避難がどれほど大変かをご理解ください。
ねこ用非常用持ち出し袋なんて用意しても、それどころでないかもしれません。
それでも、備えないよりは、備えておいた方がずっとよいと思います。

 

◆◆日ごろの防災と災害時の心得◆◆

1.前もって予測できる災害の時
台風など前もって予測できる災害のときは、猫を同じ部屋にいれ、
キャリーや下記非常用持ち出し袋を用意して、いざというときは猫と同行避難。

2.突然だが逃げるまでに多少は余裕のある災害の時
原子力放射能漏れ事故など。
キャリーや非常用持ち出し袋を用意して、いざというときは猫と同行避難。
こういう場合の為にも、愛猫は完全室内飼いをお勧めします。

3.突然の災害
大地震など。
一番大切なのは、とにかく人が安全に逃げることです。
猫さんは人より体が小さいし運動神経もずっと発達している。
逃げられる可能性は人より高いでしょう。
それより、もし飼い主のあなたが負傷・死亡してしまったら
あなたの愛猫を助ける人が誰もいなくなります。
無事逃げてから、災害後あらためて、愛猫さんを探してください。
迷子札を普段から装着していることが再会への早道となります。

4.避難訓練
事前に、実際に猫をキャリーに入れ、非常袋も持って運び出す
シミュレーションを家族でしてしておくことをお奨めします。
特に多頭飼いの場合、誰がどの子を連れて逃げるか、それだけでも
前もって決めておけば、いざというときに慌てないで済みます。

5.玄関に「猫がいます」というステッカー等を貼っておく
すぐに戻れると思ったら、思いがけず長期避難となって、
家に愛猫だけが残されて・・・というケースが多々発生しています。
そんな最悪の場合、ステッカーが貼ってあれば、
愛猫が第三者に世話・救出される可能性が高まります。

 

 

◆◆猫のレスキューポスターとレスキューカード◆◆

以下、足立コガネ様の作品です。

『こんにちは!
猫のレスキューポスターとレスキューカードを制作してみました。
どちらも無料ですので、もし必要なかたがおられましたら、通販ページから
ご自由にダウンロードしてお使いください。

愛猫レスキューポスター

猫のレスキューポスターは「猫の緊急保護の依頼先を知らせる」役目と同時に
「猫を脱走させないよう注意喚起する」という役目の2つを担っております。
飼い主が非常時の際に部屋に入ることになる、大家さん・近隣のかた・
勤務先関係者などにドアをあけっぱなしにされて(怖)
うっかり猫を逃がされたりしてはたまりませんので(怖)
その点でもお役に立てればと思います。

・ポスターの使い方などの説明はこちらです
http://neko9.exblog.jp/23261074/

・猫のレスキューポスター無料ダウンロードページ(pixiv BOOTH)
https://livingwithcat.booth.pm/items/339447

 ※ダウンロードには、pixiv ID のアカウント登録(無料)が必要です。
(楽天市場などのユーザー登録のような感じです)

愛猫レスキューカード

猫のレスキューカードは、ドナーカードのように常時携帯できるように
、お財布に入れやすい2つのサイズで制作しております。
小さいほうは、保険証や免許証やクレジットカードと同じサイズですので、
身分証と同じ場所に入れておくと、飼い主が倒れた時などに本人の身元を確認される際に、
このカードも一緒に見つけてもらいやすいかなと思います。

・カードの使い方などの説明はこちらです
http://neko9.exblog.jp/23261076/

・猫のレスキューカード無料ダウンロードページ(pixiv BOOTH)
https://livingwithcat.booth.pm/items/339448

 ※ダウンロードには、pixiv ID のアカウント登録(無料)が必要です。
(楽天市場などのユーザー登録のような感じです)

小さい工夫ですが、お役に立てましたら幸いです。』

(2016.10.05)

=== 足立コガネ様 ===

 

 

◆◆猫用 非常持ち出し袋◆◆

不意の災害用に用意するもの。
多頭飼いの場合、頭数分必要です。

◎首輪、ハーネス
◎リード
◎迷子札
◎キャリー
◎洗濯ネット
◎猫の写真(特徴がよくわかるもの)
◎常備薬
◎水
◎キャットフード
◎猫砂、ペットシーツ
○ビニールシート、新聞紙
○ひも、布ガムテープ
○ビニール袋・ゴミ袋・ラップ
○タオル類
○トイレットペーパー、ペーパータオル
○軍手、ゴム手袋
△毛布、マット、ホカロン
△健康手帳や診察券
△救急用品
△食器
△猫トイレ、スコップ
△消臭スプレー
△おもちゃ
△ベッド
△グルーミング用品
△爪研ぎ
△組み立て式ケージ
△リュックやショルダーバッグ

◎=体一つで緊急に逃げ出す場合でもできれば持っていきたい
○=必ず用意しておくべきもの
△=用意しておくもの

 

  

◆◆平常時から注意すべきこと◆◆

健康管理(定期的なワクチン接種やノミ対策、駆虫など)。

迷子札の装着
マイクロチップの注入も検討すべき課題。

避妊・去勢手術の徹底
自分の猫が闘争に巻き込まれ怪我しない為に、また
不幸な子猫を増やさない為に。

・キャリーに馴れさせること。

・なるべく多くの人と接して人馴れさせておくこと。

 

 

◆◆首輪・ハーネス・リード・迷子札◆◆

できれば普段から迷子札付きの首輪を着けていることをお勧めします。
首つり事故防止のため、猫が体重をかけて暴れるとはずれる首輪にしておけば安全。
ただし、そういう首輪は繋留には役立ちませんから
別途ハーネスとリードを用意しておく方が良いでしょう。
体が柔らかい猫には、首輪よりもハーネスの方がしっかりつなぎ止めやすいかもしれません。

猫をキャリーにいれて運ぶ場合も、万が一のことを考え、
必ず迷子札付きの首輪を装着させてください。

 

 

◆◆キャリー◆◆

猫は必ずキャリーにいれて運びたい。
持ち歩きには肩ひもが付いている小型タイプが楽だと思います。
しかし、避難所生活を考えれば、天井が平らな、少し大型のタイプが良いだろうし・・・
悩みますね(汗)。
両タイプ揃っていれば理想的でしょうけれど。

最近は布製の軽いリュックタイプのものも売られていて
担いで逃げるには一番便利です。
が、ほとんどの布製キャリーは犬対象に作られていますので
気を付けないと器用な猫は脱走しちゃう危険大。
必ずロックをつけましょう
ファスナーの穴同士をとりあえず紐で結ぶだけでも脱走防止対策になります。
ロックを付けられない構造なら、猫さんをキャリーに繋ぐか、
洗濯ネットに入れてからキャリーに入れるなどの工夫を。

災害時=パニック時です。
いつもは大人しい猫さんでも、災害時には‘火事場の馬鹿力’を出すかも知れません。
大暴れするかも知れません。
最悪を考えてあらかじめ対処しておいてください。

多頭飼いならキャリーよりキャスター付きのケージの方が
移動しやすい場合もあります。

*こちらもどうぞ
インターネット猫店街キャリー

 

 

◆◆洗濯ネット◆◆

とっさの場合に便利。
キャリーを持ち運べない(持ち込めない)場所でも
ネットごとリュックやバッグにいれれば歩きやすい。
キャリー内の掃除をするときなども活用できます。

 

 

◆◆猫の写真◆◆

万が一はぐれた時の為に、愛猫の写真を用意しておきます。
全身の特徴がよく分かる写真を選んで下さい。

色々なサイトに愛猫さんの写真をせっせと投稿しておくというのもひとつの手です。
いざ写真が持ち出せなかった場合、ネットの写真を利用できます。
画質はあまり良くないかもしれませんが、写真が無いよりはずっと良いでしょう。
被災しなかった地域の知人にお願いして、ポスターを作ってもらうことも可能。
ネットでの迷子猫捜索にもそのまま使えますよね。

 

 

◆◆常備薬・健康手帳や診察券・救急用品◆◆

人間用の薬でさえ不足するのが災害時。
持病がある猫さんなら忘れずに。

健康状態やワクチン接種日、持病の有無等が記載された
健康手帳があれば、はじめての獣医にかかるときも心強い。
手帳には愛猫の写真を貼っておくことをお勧めします。

救急用品には、包帯、滅菌ガーゼ、抗生物質など。、
フロントラインなどのノミ駆除剤も用意しておきたい。

 

 

◆◆水、キャットフード、食器◆◆

本などをみますと、3日分用意すると書いてあります。
が、これは人間の場合をそのまま準用しているように思えます。
実際に阪神淡路大震災を経験した人の話では
ペットフード類が避難所に届いたのは震災2週間後。
神戸という大都市でさえ、そうです。
まして地方なら、あるいは、阪神淡路大震災を超える規模の震災なら?
水はまだ人間用の配給を分配できます。
が、ペットフードはなかなか手に入らないでしょう。
1ヶ月分はないと安心できない、できれば2ヶ月分ほしいというところでしょうか。
特に、療法食を食べている子の場合は
たっぷり用意してあげて下さい。

なお、フードはドライフードが使いやすい。
猫缶ならプルトップタイプのものを。
普段から好き嫌いを無くしておくことがストレス軽減につながります。

食器も使い慣れたものがあれば、猫さんが落ち着くでしょう。

*2004年12月17日のNHK番組で、2004年の新潟中越大地震に関して、
災害1週間後に需要のピークがきた商品の中に「ペットフード」がありました。
1週間後にペットフードが売っていれば良いです。
ですが阪神淡路大震災の時はペットフードの供給は2週間後だったと聞いています。
このことからも、相当量の備蓄が日頃から必要と思われます。

 

 

◆◆猫砂、ペットシーツ、猫トイレ、スコップ、消臭剤◆◆

猫砂やペットシーツは、災害時にはペットフード以上に手に入りにくくなる品かも知れません。
腐らないものですから、最低1ヶ月分は用意しておきましょう。
2ヶ月分あれば理想的。
誰だ、水洗トイレが使えなければ猫砂で用を足すといっている人は?

猫トイレはかさばりますから、最初の避難で持っていくのは難しいかも?
空き箱にビニールをかぶせたり、布ガムテープで内張すれば、臨時の猫トイレにはなります。
スコップはあれば便利。

消臭剤は、周囲の人達の為という意味が大きいです。
そういう細かな心遣いをアピールすることが、避難生活のトラブルを防ぎます。

 

 

◆◆ビニールシート、新聞紙、ガムテープ、ゴミ袋、ラップ、軍手、ゴム手袋、等◆◆

これらは猫の存在に関係なく、緊急避難時にあれば便利なものばかり。
最低でもビニールシートとゴミ袋は持っていたい。

軍手やゴム手袋は猫のためというより、自分自身が傷つかないため。
猫を助けたいなら、まず、飼い主が動ける体であることが絶対条件となりますからね。

ゴミ袋はとにかく役に立ちます。
できれば、業務用タイプ(90リットル)を一パック持っていると良い。

あらゆる場所で活躍するのがガムテープ。
少々高くても布ガムテの方を用意して下さい。

 

 

◆◆タオル、ぺーーパータオル、トイレットペーパー◆◆

上に同じですが、とくに動物連れの場合、
粗相した場合の用心に必要でしょう。

 

 

◆◆毛布、マット、ホカロン◆◆

動物は避難所に入れない場合があります。
できれば臭いの付いた毛布などを用意してあげると
猫も落ち着くと思います。

 

 

◆◆ケージ、ベッド、おもちゃ、爪研ぎ、グルーミング用具◆◆

避難生活が長期に渡る場合は、狭いキャリーより
少しでも広いケージにいれてあげたい。
できれば使い慣れたベッドも入っていると嬉しい。
おもちゃや爪研ぎがあればストレス発散になります。
グルーミング用具は、猫のためでもあり、また、
少しでも見栄えが良くなれば、周囲の人に受け入れやすくなります。

多頭飼いの場合は、キャリーではなく、
キャスター付きのケージに入れて押して(引っ張って)移動させる方が
便利だという声もあります。

 

 

◆◆持ち出し袋の保管場所◆◆

すぐに持ち出せる場所であること。
・玄関に近い場所
・庭、ベランダ=建物が倒壊しても持ち出せる可能性が高い
・物置=壁や屋根が住居より薄いから、倒壊しても、掘り出せる可能性あり
・車のトランク=台風の接近時など、車で避難所に避難するケースも多いかと思います。
最初から入れておけば便利かと。

ただし、フードの変質などには十分な注意を。

 

 

*上記コンテンツは下記文献・サイトを参考に管理人がまとめました。

【参考文献】

香取章子著 「犬と猫のための災害サバイバル」  学研 2002年発行
猫本>その他でこの本を紹介しています。是非お読み下さい。お勧めです!)

 

【参考HP】

環境省自然環境局 総務課 動物愛護管理室
動物の愛護と適切な管理ー人と動物の共生をめざして
 >パンフレット「いつもいっしょにいたいから」

NPO法人
アナイスー動物とともに避難する
Animal Navigation In Case Of Emergency

大地震の被災動物を救うために : 兵庫県南部地震動物救援本部活動の記録
兵庫県南部地震動物救援本部活動の記録編集委員会編

 

 

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