猫とネコとふたつの本棚同居の工夫成長表  

 

  

 

子猫 : 成長表〜大きさと重さ〜

  

   

  

まだヘソの緒が付いているような子猫を保護してしまった場合。
人工哺乳で育てることになりますが、ちゃんと育っているかどうか不安ですよね。
初めての時は、私もめちゃくちゃ不安でした。

下記はいずれも飼い猫の資料だということを念頭に置いてご覧下さい。
捨て猫や野良猫の子猫は、親子とも栄養状態が悪いでしょうから、
体重がずっと軽かったり、成長が遅れていたりします。
そんな子でも、ちゃんと世話すれば立派に育ちますよ!
常連さんの中には、わずか60gの子を人工哺乳で育てた方もいらっしゃいます。
がんばって!

生まれたばかりの子猫は70〜130グラム、平均100gくらい
体重は、1日5〜15グラム、平均10グラムほど増える。
生後1週間の子は170グラム±30グラムくらい
体重が増えない、または減少しているなら、獣医さんへ

 

 

◆◆猫本より◆◆

「猫の歴史と奇話」  平岩米吉著、 築地書館
(→猫本「猫を知る=日本」
**この本は猫本の中でも名著中の名著でしょう。機会があればぜひお読み下さいませ。**

○妊娠期間は多くは56日〜60日。
○体重は出生時100g、6ヶ月3kgを目標とするのが分かりよい。

 

  *日本猫の成長記録*  (平岩氏およびご長女の観察記録)

体重(g) 大きさ(cm) 生態
出生時 100〜130
雄猫で成長に差あり
4日 150〜180
早いものは目開き始める
5日

小さいときほど陰嚢の有無で雌雄が分かる
1週 220〜280
目開く
人工哺乳ではこのとき人の顔を凝視する
手足を舐める
顔をこする
脈240
夢見る
へその緒、脱落

2週 280〜330
未知のものに口を開けて威嚇
腰立ち始める
ゴロゴロ大きくなる
脈   180−210
呼吸 28−35
門歯膨らむ
3週 380〜400
腰立つ
離乳
78cmから落ちて平気
上下門歯、犬歯、
下臼歯発生
1ヶ月 430〜500
兄弟同士じゃれる 乳歯完成
1ヶ月半 600〜700 体高 12
体長 23
胸深  7
胸巾  6
オスは睾丸下りる
30cm高さから落ちて回転して立つ
高さ3m50の木の上に登って寝る
兄弟でじゃれて遊ぶ

2ヶ月 900〜1000


2ヶ月半 1050
脈120
回虫駆除
下門歯中央2本脱落
3ヶ月 1300 体高 17.5
体長 37

下門歯中央4本脱落
3ヶ月半 1600

上門歯中央2本から
永久歯発生始まる
4ヶ月 1950 体高 20
胸深  7
胸巾  7.5
胸囲 24

上下門歯永久歯4本ずつ
臼歯も発生
4ヶ月半 2200

永久歯上下ほぼ揃う
6ヶ月 3000 体高 24
体長 49
顔    9
耳    4
メスの早いものは発情 永久歯完成
10ヶ月
体高 26 発情

○シャムの場合、 40日まで毎日10g増を目安とする
・4日、ポイント模様現れる
・2週、這い始める
・3週、じゃれ始める、ポイント鮮明
・7ヶ月、メス発情

○アメリカのメレン婦人の計算方法
出生時100gに毎月45gを加算する

○ペルシャ猫の場合
・出生時75〜125g
・1ヶ月 420〜750g

 

 

「もっともくわしい 猫の病気百科」 矢沢サイエンスオフィス編、 学研

○新生児期(生後1〜2週間)
○移行期(生後2〜3週間
○社会化期(生後3〜8週間)
○若年期(社会化期〜性成熟)

自分専用の乳首を決める 生後2日目
目が開く 5〜14日ほど(平均8日)
耳の穴が開く 6〜17日(平均9日)
4本の足で自分の体重を支えられるようになる。
よちよちあるけるようになる。
10〜14日
母猫のまねをして食器に顔を突っ込むなど。
離乳食の開始。
3〜4週間
子猫が人間社会で無事に一生を送るために一番重要な時期。
新しいものや新しい経験を受け入れ、学習吸収する。
人間との信頼関係や、友好性、社会性などの性格が決まる。
3〜8週間
自分で排泄。
爪を引っ込めて乳を飲むことを覚える。
1ヶ月
母猫が乳を与えたがらなくなる 5週間
少し高いところから飛び降りる。
そろそろ走る。
5〜6週間
高いところから落ちたときに体を回転させる 6週間
母猫と同じくらい上手に歩けるようになる 6〜7週間
警戒心・恐怖心が現れ、防衛反応も出てくる 6〜8週間
成ネコと同じ睡眠パターンになる 7〜10週間
子猫の性格がほとんど決まる 10週間
子猫同士でじゃれるのが非常に活発。
飼い主の手や足を手加減せずに引っ掻いてしまう。
4〜11週間

*本では、「子猫の病気と健康管理」という章だけでも14ページもあります。
それらの詳細はとてもここには書き切れませんので、是非本を買って読んで下さい。
ネコと暮らす家には一家一冊必携の本です。

 

 

「ネコの繁殖と育児百科」  ネコ百科シリーズ編集部編、 誠文堂新光社
(→猫本「マニュアル」

生まれた日 室温は25度〜30度Cくらいに。
12〜24時間以内に、初乳を通して、免疫のほとんどを受け取る。
1週目 生まれた次の日は体重が増えないこともあるが、2日目以降は5g以上増える。
8日目くらいで体重は倍になる。
臍の緒は3日以内に乾燥して落ちる。
2週目 目がうっすらと開く。
耳が開く。
3週目 立つことが出来るようになる。
乳歯の前歯が生える。
自分で排泄が出来るようになる。
4週目 乳歯の犬歯が生える。
まだ上手ではないが、走ったりジャンプできるようになる。
3ヶ月 問題のない、なつっこい猫に育つには、3ヶ月まで母猫と一緒にして、同胎の兄弟と遊ばせることが、社会化にとって大切。
早ければ永久歯の前歯が生え始まる。

各品種による体重変化の例 (グラム)   

アビシニアン バーミーズ メインクーン ペルシャ ロシアンブルー
0日 65-100 70-80 110-138 90-100 90-100
5日 100-180



7日
140-150


10日 140-235
230-295 170-200 220-230
14日
210-230


15日 200-315



20日 260-380
385-440 330-390 300-350
21日
290-320


28日
380-400


30日 355-545
530-550 460-530 430-510
40日


550-650
50日 670-850

700-850 660-750
56日
750-800


60日

910-1100 880-980 850-950
70日 895-1340



90日 1300-1750
1950-2500
1400-1500
120日 1800-2200
2100-3200
1780-1950

*子猫の繁殖と育児の専門書ですから、どの項もかなり詳しく書いてあります。
しかし、一般素人が猫を繁殖させるのは止めましょう。
行政に殺処分される猫の数だけでも毎年28万匹、捨てられ、のたれ死にする数はその数倍です。
== 子猫を産ませるより、里親募集の子猫を貰おう! ==

 

 

「猫、この知られざるもの」 ジョエル・ドゥハッス著、塚田導晴訳、中公文庫
猫本>「ネコを知る=海外」

触覚 ・妊娠期間中にすでに発達。
・誕生時には反射運動をおこす(接触したところへ進む反応)
・反射運動は2週間ほどで消える
体温 ・生後15日間は、体温がうまくコントロールできない。
温まるためには摂氏30度以上の外部の温度を必要とし、親兄弟とくっついて寝る。
嗅覚 ・誕生時にすでに発達している。
味覚 ・生後10日には、塩辛い・苦い・酸っぱい・甘いの基本的な味を区別できるようになる。
・25日以降で子猫は固形物を摂取し始め、その2日後には皿から飲むことを学習する。
視覚 ・誕生直後は目が閉じていて見えない。
・5〜14日(平均8日)で目が開くが、最初はまだよく見えていない。
・約11日で動いている物体を目で追うようになる
・約21日までは強い光を当てると反射的に子猫は頭を背けるが、それ以降は
瞳孔が機能するようになり、この行動は回避できるようになる。
聴覚 ・誕生直後は耳は閉じていて聞こえない。
・2〜3日目には大きな音に反応するようになる。
・6〜14日(平均9日)で耳が開く。
・約12日で物音の方を向くようになる。
運動機能 ・約10日で立ち上がり、約15日で歩き始める。
・約19日で爪を引っ込められるようになる。
・約25日で、何かにジャマされたり恐怖を感じると、自分で逃げたり
怒ってふーっと息を吐き毛を逆立てるようになる。
・約31日で糞を埋める行為をはじめる。
・約35日で爪研ぎをはじめる。
・約38日で人間を恐れるようになる。

*上記の表はごく一部の抜粋にすぎません。子猫の成長過程について、非常に詳しい記述があります。
また、猫の社会化教育や社会性について、とてもわかりやすく書いてあります。
幼い子猫と暮らす方はぜひ一度お読み下さい。

 

 

【注】
これらはいずれも本からの抜粋に過ぎません。
あまり長く書き出してしまうと著作権法違反になってしまいますので(汗)。
詳細はご面倒様でも本を手に入れて読んで下さいませ。

 

 

◆◆参考HP◆◆

毎日の哺乳時間や量、体重の増える様子などを細かく記録したHPがあります。
写真もすごく可愛くて、猫の子かネズミの子かわからないような赤ちゃん(ごめん)が
立派に猫となっていく様子に思わず笑みがこぼれます。
飼育書よりちょっと離乳が遅いようですが、上にも書きましたように、捨て猫ちゃんにはよくあること。
今は立派な男前猫に育ちました。
どうぞご覧下さい。

ねこさえいれば > ゆずひこ君の各ページ

 

** お願い **
もし、子猫を育てた経験のある方で、その成長の様子を
公表しても良いという方がいらっしゃいましたらぜひ掲載させてくださいませ。
簡単な体重増加表だけでも結構です。
よろしくお願いします。

 

 

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うちのみけが赤ちゃんの時。
お口のまわりがベタベタだぁ〜〜(笑)
お耳をピクピクさせて飲む姿は
寝不足を補って余りある可愛さです♪

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