猫とネコとふたつの本棚同居の工夫猫同士を仲良く  

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猫同士を仲良くさせるには? : 猫本より

  

   

  

◆◆猫本より◆◆

 

 「猫の気持ちを聞いてごらん」 加藤由子著、マガジンハウス出版   
→(猫本「ネコを知る(日本)」)

新入りのまるちゃんと、先住猫のフーちゃんの仲が今ひとつしっくり来ないことを悩んだ加藤さんは
その原因を「まるちゃんが正しいスキンシップの方法を知らないからだ」と推測します。
人間である加藤さんが、猫同士のスキンシップを教えることは難しいので
まずまるちゃんに人間との正しいスキンシップを教え始めます。
人を噛まないこととか、大人しく撫でさせることとか。
正しい接し方というものを学んだとき、まるちゃんとフーちゃんは仲良しになりました。

その過程の詳細は、簡単にはまとめにくいので、面倒様ですが、本の198ページ以降をお読み下さい。
猫を教育できるか不安な方は、最初から、社会化教育の済んだ猫
(生後3ヶ月まで親兄弟と一緒に育った猫)を迎えればよいわけです。

 

 

「Dr.野村の 猫に関する100問100答」 野村潤一郎著、メディアファクトリー出版 
→(猫本「ネコを知る(日本)」)

仲の悪い猫同士を仲良くさせるには「思い切り環境を変えてしまう」と良いと書いてあります。
例えば、
・1ヶ月くらい、1匹ずつ小さな檻に入れて手の届かない距離に置いておく。
・毎日換わりばんこに1匹ずつだし、お互いの存在に馴れさせる。

この方法で、「そのうち必ず殺し合うな」と思われたくらいに仲が悪かった大人猫同士も、仲良くなったそうです。
この本は、文章は読みやすく、猫の知識は満載。ぜひ御一読を。

 

 

「猫をよろこばせる本 もっと仲良くなれる飼い方のコツ」 沼田朗著、PHP文庫 
→(猫本「ネコを知る(日本)」)

著者の家では常に猫が数匹いるそうですが、
新しいネコを迎えるときは「いつも問題が起こる」そうです。
「まずは、新しいネコを古いネコが異様に意識する。たいがいは、古いネコが『フクレル』のだ。
私は、『ネコは自分だけかわいがってもらいたいと思っている』ということを察していたので
そういうとき、古株のネコを念入りにかわいがりつつ、新しいネコとも遊ぶようにしていた。
これは実際に、そうするのが鉄則らしく、新しくやってきた子ネコばかりをかわいがって、
古株のネコが家出してしまうケースも多いらしい。
ネコ同士の同居がうまくいくケースは、一番簡単なのは実の親子。次に実の兄弟。
ここらへんはそれほど問題ないらしい。
オスとメス一匹ずつの同居もうまくいく。同性同士だと最初はうまくいかないが、
お互いの力関係がはっきりすれば、後は仲良くなれるという。」

「ネコどうしがどうしても仲良くならず、ニラみあって『カーッ!』などといいあうようなとき、
ネコの尿を脱脂綿で相手の猫の額に付けると良い。(中略)
どちらかというと敵対している強いほうのネコの尿を弱い相手側につけるのがよい。
お互いに付け合えばもっといいだろう』

 

 

「もっともくわしい ネコの病気百科」 矢沢サイエンスオフィス編、 学研
→(猫本「獣医学」)

○猫が好む行為をするとき、対立する猫の姿は見えても直接接触しないように工夫する。
たとえば食事の場所をガラス戸などでへだてられたところにおき、
食事のときには必ず相手の姿が見えるようにし、相手によい印象を持つようにしむける。
数ヶ月かけて徐々に馴らしていけば相手を受け入れることもある。

○住居空間の広い家なら、いろいろな場所に食事場やトイレを用意して
十分な食事が出来るようにすると、ネコどうしが互いに
上手に距離を保つようになることもあります。

この本は、題名通り、ネコの病気等についてとても詳しく書かれた本です。
ネコと暮らしている人なら必携の本ではないでしょうか。

 

 

「猫に精神科医は必要か」 P.ネヴィル著、竹内和世・竹内啓訳、講談社
→(猫本「ネコを知る(海外))

「すでに犬や猫を飼っている家に、新しい子猫をつれてくるときは、慎重にする必要がある」。

○暖かい寝床と砂箱、餌、水をいれたケージを用意、
「そこにはいっているかぎり子猫は安全に守られている」状態にする。

○できれば一週間かけて、子猫を入れたケージを家中の部屋に次々と移動させることにより
もとからいぬ猫や犬たちに新参者の存在と臭いに慣れさせる。

○子猫の砂箱からしめった砂をすくって、もとからいる猫の砂箱の中に入れれば
共通のにおいを作り出すのに役に立つ。

○そのあと、2匹の猫はケージの外と内側で一緒に餌をもらい
「個体空間」を共有させる。

○はじめてケージから出すときは、1匹か療法にハーネスをつけるなり、
手で押さえるなりして、きちんとコントロールできるようにしておくことだ。

とにかく無理をしないことが大切、「必要なら大人の猫には鎮静剤を飲ませるなどして、
飼い主の管理のもとで約3週間かけてゆっくりとひきあわせる」と書いてある。
それだけのことをしても、世の中には「まったく他者の存在を受け入れようとせず、
相手を見るたび攻撃してくるような猫がいるというのは事実である。」
そのような猫の場合は、猫達を別居させるか、もっと楽なのは新入り猫に
新しい家を見つけてあげることだろう。
が、猫の行動には予測はつかない。あらゆる努力をしてもだめで、とうとう
1匹を他家に譲る決心をしたとたんに、なぜか仲良くなってしまった猫達というのもいた!
それだけ猫という動物は個性豊か且つ複雑な心理と精神を持った動物ということなのだろう。

 

 

「うちの猫はおりこうさん?」 ジョエル・ドゥハス著、 マガジンハウス出版 より

猫の社会化や社会生活への適応、階級制度などについて、かなりの紙面を割いています。
この筆者は、猫は基本的に社会生活(集団生活)には向いていないと思っているようです。
生後9週齢を越えるまでに他の猫(や人間)と接触が無かった猫は社会生活に適応できないと
いうようなことも書いてありますが、私はそうとは限らないと思います。

とはいえ、人間に優しく世話されながら親兄弟と一緒に育った子猫と、
ほとんど他者がいない環境で育った猫とでは、その社会性に大きな違いが生じるのは確かです。
私が「子猫の譲渡は生後3ヶ月になってからが望ましい」と提唱する
一番の理由もこの社会化教育を考えてのことです。
が、日本のブリーダーやペットショップは生後1ヶ月半で売るのが通常なんですよね・・・


この本での新しい猫の迎え方は
・新参猫はまず孤立した周辺部に居場所を置く。つまり、居間ではなく、洗面所やガレージ、地下室など。
・慣れてきたら、新参猫と先住猫の縄張りの配置換えをする。入れている部屋を交互に取り替える、など。
・攻撃的な猫には臭いづけをする。相手猫のにおいの付いた布を毛皮にこすりつける、など。
場合によっては沈静フェロモン(フェリウェイなど)を利用する。・
その他にも色々書いてあります。どうぞお読み下さい。

 

 

「うちの猫が変だ!」 ニコラス・ドッドマン著 草思社 
→(猫本「ネコを知る(海外)」)


実に詳細な仲直りプログラムが紹介されています。
・2匹の猫を別々の部屋に入れ、間のドアは閉める。
・毎日部屋を入れ替える。
・お互いの存在がわかるようにドアの近くで楽しいこと(食事、遊び)などをさせる。
・2週間くらいしたら、ドアを細くあけて同じ事を繰り返す。
・馴れてきたらドアのかわりに網戸を置き、直接接触は出来ないようにして、さらに続ける。
・同じ部屋に、繋ぐかケージにいれるかして対面させる。
・先にケージから出すのは大人しい性格の猫の方から。様子を見ながら、次第に一緒にいる時間を長くしていく。
・一緒にいる姿を見たら褒める。
・必要に応じて鎮静剤を与える。
というような手順です。
本では具体例を挙げながら20ページかけて説明しています。
仲が悪いとお悩みの方には参考になると思います。

 

猫たちの隠された生活」 E.M.トーマス著、草思社
         →ネコを知る(海外)

新しい猫を迎えたら先住猫が家出したという話は良く聞きます。

その理由として「猫は孤高を好む単独生活者だから」という説明も良く聞きますが、
私は今ひとつ納得できずにいました。というのも、どこへいくも自由なはずの
野良猫たちが、しばしば好んで群れているからです。
また子猫を保護すると、うちの茶トラたちはせっせを世話を焼きます。
猫が世間一般に言われているほど非社会的な動物とはどうしても思えないのです。

と思っていたら、この本にこんな説を見つけました。
参考にしてください。

著者は、広い農場に複数の猫たちと暮らしています。
猫たちは出入り自由です。
どの猫も、最初は著者夫婦と一緒に家(母屋)で暮らしていますが、
新しい子猫がくると、なぜか離れ屋に移住してしまいます。
全員不妊手術済みだから、生殖のからむテリトリー争いが起きるはずはありません。
最初、著者には移住の理由がわからりません。

「やがてついに、ひらめくものがあった。猫がなにをしようとしたか、彼らの目に状況がどう映っていたのか。おそらく彼らは、わたしを母猫として見ていたのだろう。とすれば、新しい猫がくるたびに、新しく子が生まれたと考えたのではないか。それは前に生まれた年上の子どもにとっては、ひとり立ちを迫る合図になる。この現象でもっとも注目すべきは、野生の子猫が母猫と居住地を分け合うことがある点である。その場合は、ほとんど常に母親が許可をあたえる。しかしそのあたえ方を、わたしは知らなかった。そこでわたしは許可を与えなかった。そのためおそらくわたしの猫たちは、じつに納屋猫らしく離れ屋に移動し、わたしとわたしの「新しい子ども」に、家を明け渡したのだ。・・・」(p.117)
(2008.10.18追記)

 

【注】
これらはいずれも本からの抜粋に過ぎません。
引用の範囲を超えて書き出してしまうと著作権法違反になってしまいますので(汗)。
詳細はご面倒様でも本を手に入れて読んで下さいませ。

 

 

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