同居の工夫:猫と暮らす知恵

猫の里親募集掲示板バナー
犬の元飼い主/里親募集バナー

猫がヘビに咬まれたら

  1. ヘビがすでに死んでいたら
  2. ヘビがまだ生きている場合
  3. 愛猫がヘビに咬まれた場合
  4. ヘビに噛まれた体験談1
  5. ヘビに噛まれた体験談2
  6. 獣医学専門誌より
  7. 人が咬まれないよう注意!
  8. ポイズン・リムーバー
  9. 北海道・本州・九州・四国とその周辺の島々に生息するヘビたち
  10. 奄美諸島・沖縄諸島・その他南西諸島の島々に生息するヘビたち
  11. お勧めヘビサイト
  12. 同じカテゴリー
  13. 関連コンテンツ

 

あまりないことではあるけど、あり得ること。愛猫がヘビと対面しちゃったら!?もし万が一、愛猫がマムシなど毒ヘビにかまれたら!?

以下、猫のヘビ咬傷事故(特にマムシ咬傷事故)について調べられたことを書きます。できればマムシにかまれるなんて事故はおこりませんように!

目次 ページトップ

ヘビがすでに死んでいたら

愛猫がヘビをやっつけちゃった場合。

ヘビが死んでいるならおそれることはありません。よく見て、ヘビの種類を見極めましょう。種類によって、対応が違ってきます。

同時に、猫が咬まれていないか体をよく調べてあげてください。傷が見つけにくい場合もあります。咬まれたとき、不安な時は即獣医さんへ。ヘビの種類がわからなければ、写真を撮って獣医さんに見せても良いでしょう。

※死んでいるように見えても、ヘビに慣れていない人はあまり近寄ったり(50cm以内)、触ったりしないように。ヘビの体はかなり長時間、咬みつくなどの反射を残す場合があるそうです。
R.&D.モリス著 『人間とヘビ』 平凡社 p264参照)

copyright of this chapter ©2006- nekohon all rights reserved

目次 ページトップ

ヘビがまだ生きている場合

まず、猫を避難させる。

ヘビを追い払おうと、下手にヘビをつついたり追い回すより、愛猫の安全を守る方が先だと思います。

幸い日本には猫を丸呑みできるような大蛇はいませんが、マムシやヤマカガシ、沖縄に生息するハブなど毒ヘビはいます。いずれも人間の成人をも殺せる猛毒を持っています。また、毒ヘビでなくても、ヘビに咬まれれば傷が化膿する可能性が。

・・・っていうか、ヘビが愛猫に巻き付いている姿なんて見たくないし、まして愛猫の可愛いお口がヘビをかみ砕いている姿なんて、ぜったい 見たくないですよね(汗)

人が噛まれないよう注意!

猫を守ろうとするあまり、人が毒ヘビに噛まれたら大変です。

!!特にハブは毒量が多く、大変危険です。決して噛まれないよう、くれぐれもご注意ください!!

*猫さんが咬まれた可能性がある場合は必ず獣医さんに相談してください。

*もし、マムシやハブのような毒蛇だろうと、怒り狂った2mの大ヘビだろうと、安全に捕獲することができる人なら、先にヘビを捕獲・隔離する方が良いかもしれません。ですがここは猫サイト。ビジターさんの多くが女性。多分、ほとんどの人はヘビをつかめませんよね?(汗)

copyright of this chapter ©2006- nekohon all rights reserved

目次 ページトップ

愛猫がヘビに咬まれた場合

財団法人日本蛇族学術研究所に問い合わせてみました。
ジャパンスネークセンター http://snake-center.com/

マムシ咬傷について

イヌは時々咬まれるが、ネコでは今まで一度も報告がないそうです。ネコは敏捷だから咬まれないのか、耐性が強いのか、あるいは毒ヘビを見分ける能力に優れているのか、 理由は分かりませんが、当研究所に報告はないと言うことでした。

上記を踏まえた上で、もしネコがマムシに咬まれた場合、下記が考えられると。

  • 人と違い皮膚にたるみがある上、毛が生えているので、かなり腫れてこないとわかりにくい可能性があること。
  • 咬まれた部位から出血が見られるかもしれない。
  • 獣医での治療は輸液と消炎剤など対処療法になるだろう。
  • イヌの場合、咬まれても死ぬことはあまりないが、腫れや筋肉損傷、場合によっては急性腎不全がみられる。

ヤマカガシ咬傷について

飼い猫がヤマカガシに咬まれるということは滅多にないだろうし、もし咬まれても毒が注入されることはまずないだろう、とのことでした。

ヤマカガシはあまり人家には近寄らず、性格も大人しいと言われています。また、ヤマカガシの毒牙は、マムシやハブと違い、 口の奥の方にあるので、深く咬まれない限り毒が注入されることはありません。

しかし、ヤマカガシは頸部に有毒物質を分泌する頸腺を十数対持っています。体を押さえられるなど攻撃されると、自衛のために、この頸腺から毒液を噴出することがあり、それが目にはいると危険ですから注意してください。

ハブ咬傷について

ハブは本州に生息していないため問い合わせなかったのですが、マムシとハブは同じ出血毒であり、経過も似たようなものと思われます。

ただし、ハブの方がはるかに大型で持っている毒の量も多いため、(マムシは最大でも約66cmであるのに対し、ハブは2mを越す個体も、)マムシ咬傷より重篤になると思われます。またハブは、ヘビの中でも特異なくらいに、きわめて攻撃的な性質です。(というか、体温に反応して、相手も確かめず反射だけで噛みついてくるから怖いのです。)

ハブ生息地に住んでいる方は、どうぞ気をつけてください。猫さんを完全室内飼いにすればハブに遭遇する確率がぐっと減るはずです・・・

 

copyright of this chapter ©2006- nekohon all rights reserved

目次 ページトップ

ヘビに噛まれた体験談1

↑上で、「猫がマムシに噛まれた報告はない」と書きましたが(汗)、掲示板に体験談が寄せられましたのでご覧ください。以下、すみれ様からの報告です。情報深謝。 by 管理人

うちのくじらはここに引っ越したばかりのころ、お外にまだ放していたのですが、ある日おててが3倍くらいに腫れていました。恐る恐る見るとへびのかみきずが.

くじらが死んじゃう!!と、獣医に飛んでったんですが、獣医は落ち着き払って
「猫はマムシに噛まれても死にません」
と、一応抗生剤(化膿止め)をくれました。

くじらはさすがに痛かったらしく、2、3日じっと耐えておりました。

その後3年くらい毎年噛まれてきまして、後から来たぱくも噛まれました。でもまあ死にはしないのがわかったので、同情はしましたが安心してました。うちの子はとろいんでしょうか?

どの子も後遺症らしきものはないと思います。15年位前なものでよく覚えてないんですが、腫れは、初めてくわれたときは1週間くらいぶよぶよしていたと思います。

2度、3度目と、免疫が出来たのか、深く食われることがなくなったのか、腫れも,腫れの期間も少なくなりました。(しかし何度も食われるうちの猫って・…)今は完全しつにゃい飼いなのでそんなこともないのですが。

典型的な蛇の噛み跡なので、(映画で見るドラキュラのやつみたいな)始めて見てもわかると思います。しかも我が家周辺のマムシ遭遇率は高いので状況証拠です。

獣医サイト(下記参照)見させていただきました。うちの子達は毛深いせいか、あんなおそろしい肉の塊にはなりませんでした。ぶよぶよの毛皮ふうせんみたい・・・

やっぱり、ですね。猫が噛まれないなんて変だと思いました(大汗)しかし、猫はマムシに対する耐性が強いようで、かなり安心しました。耐性が強いから、蛇研に報告するまでもないと、報告されないのでしょうか? by 管理人

copyright of this chapter ©2007- すみれ all rights reserved

目次 ページトップ

ヘビに噛まれた体験談2

うちの猫が先日マムシに咬まれました。 猫の情報は少ないようなのでご参考までに。

・日曜日散歩から帰ってきてすぐ、身体を触ったら 異常に抵抗したのでよく見たら足が3倍に腫れていました。

・すぐに動物病院へ。 その時点ではマムシとは分からず、 抗生剤と痛み止めを注射しお薬を2日分頂いて帰りました。

・翌日、足から少量の出血と膿のようなものが出ていました。 また発熱していたようで身体が熱く感じました。 (猫ちゃんのお熱は、肉球を触るとよく分かります。)

・翌々日、咬まれた部分の毛が抜け化膿していたので再度病院へ。 マムシに咬まれたものと判断され、解毒の為に約6時間の点滴…。 本当は1晩入院して点滴をと言われたのですが、 翌日も連れて行くからということで半日で帰してもらいました。

・更に翌日も受診し、注射(抗生剤、痛み止め、止血剤)をしお薬を7日分処方されました。 現在はお薬を飲ませながら様子見です。

ごく稀に、猫がマムシに咬まれて死亡することがあるそうです。 冬眠前後は活発になっているそうですので、みなさまもどうぞお気をつけ下さい。

 

マムシは全国に広く分布し、人家の近くにも生息します。外に出る猫さんは、よほどの都市部を除き、咬まれる可能性があるとお考え下さい。

猫さんの具合が悪そうなら、何回でも、場合によっては病院を変えて受診させてあげてください。もも様も、
『実は私も最初の受診で「重篤な症状ではない」と言われたのでマムシとは思わず…。皮膚が化膿したので念のため、くらいに再度受診したのでした。』
と書かれてらっしゃいました。 獣医さんでさえ、稀な症状の場合は、1回目では分からない場合があります。 もも様が再受診されたのは大正解でした。

by 管理人

copyright of this chapter ©2009- もも all rights reserved

目次 ページトップ

獣医学専門誌より

『CLINIC NOTE』No.24(2007年7月号(株)インターズー発行 鳥取県動物臨床医学研究所 浅井由希子氏著)に、「マムシ咬傷~当研究所での5年間における奨励の概要および重篤な1例の紹介~」という報告を見つけました。

症例数

本誌で紹介されている過去5年間(2000年4月~2005年3月)で、マムシによる咬傷事故(疑惑を含む)は、犬24例、猫3例、合計27例の報告があったそうです。

事故発生時期

咬傷事故が発生したのは、7月~11月で、ピークは8月~9月。時間帯は半数以上が夕方を過ぎてから夜にかけて。

咬傷部位

  • 犬=頭部・顔面が58%、前肢25%、後肢17%
  • 猫=顔面33%(1頭)、前肢67%(2頭)

症状と経過

症状は、
「ほぼすべての例で咬傷部位の膨脹がみられ、そのほか出血、元気消失、皮膚の変色、食欲不振などがみられました。症状のピークは1日目もしくは2日目でした。猫の3例は、膨脹以外の症状はほとんどありませんでした。」
とのことです。

3頭の猫はいずれも来院は初回の1回だけで済んでいます。

犬は1~4回の来院数が多く、中には重篤化し9回来院したM.ダックスフントの例もありました。このダックスフントは事故後18日で潰瘍と顔面膨脹は消失しましたが、脱毛は、「約1年経過した現在も被毛の再生は認められていません」とのことです。

論文で紹介されている犬猫27例は、全員が回復し、命を落とした子はいません。特に猫たちはいずれも軽傷だったようで、我々猫飼い主にはほっとする内容の報告となっています。

*『CLINIC NOTE』は雑誌専門書店Fujisan.co.jp で、定期購読やバックナンバーの購入ができます。

copyright of this chapter ©2006- nekohon all rights reserved

目次 ページトップ

⇒次は:人が噛まれた場合、ポイズンリムーバー、ヘビの種類、等

  • 1
  • 2

目次 ページトップ

目次 ページトップ

 


[ PR ]

バナー