猫とネコとふたつの本棚同居の工夫猫がヘビに噛まれたら  

 

  

 

 愛猫がヘビにかまれたら

  

   

  

あまりないことではあるけど、あり得ること
愛猫がヘビと対面しちゃったら!?
もし万が一、愛猫がマムシなど毒ヘビにかまれたら!?

以下、猫のヘビ咬傷事故(特にマムシ咬傷事故)について
調べられたことを書きます。
できればマムシにかまれるなんて事故はおこりませんように!

 

◆◆ヘビがすでに死んでいたら◆◆

愛猫がヘビをやっつけちゃった場合。

ヘビが死んでいるならおそれることはありません。
よく見て、 ヘビの種類を見極めましょう。
種類によって、対応が違ってきます。

同時に、猫が咬まれていないか体をよく調べてあげてください。
傷が見つけにくい場合もあります。
咬まれたとき、不安な時は即獣医さんへ
ヘビの種類がわからなければ、写真を撮って獣医さんに見せても良いでしょう。

※死んでいるように見えても、ヘビに慣れていない人は
あまり近寄ったり(50cm以内)、触ったりしないように。
ヘビの体はかなり長時間、咬みつくなどの反射を残す場合があるそうです。

(R.&D.モリス著『人間とヘビ』平凡社 p264参照)

 

 

◆◆ヘビがまだ生きている場合◆◆

まず、猫を避難させる
ヘビを追い払おうと、下手にヘビをつついたり追い回すより、
愛猫の安全を守る方が先だと思います。
幸い日本には猫を丸呑みできるような大蛇はいませんが
マムシやヤマカガシ、沖縄に生息するハブなど毒ヘビはいます。
いずれも人間の成人をも殺せる猛毒を持っています。
また、毒ヘビでなくても、ヘビに咬まれれば傷が化膿する可能性が。

・・・っていうか、ヘビが愛猫に巻き付いている姿なんて見たくないし
まして愛猫の可愛いお口がヘビをかみ砕いている姿なんて、
ぜったい 見たくないですよね  (>_<)

!!ハブは毒量が多く、大変危険です。決して噛まれないよう、くれぐれもご注意ください!!

*猫さんが咬まれた可能性がある場合は必ず獣医さんに相談してください。

*もし、マムシやハブのような毒蛇だろうと、怒り狂った2mの大ヘビだろうと、
安全に捕獲することができる人なら、ヘビを捕獲する方が先でしょう。
ですがここは猫サイト。ビジターさんの多くが女性。
多分、ほとんどの人はヘビをつかめませんよね?(汗)

 

 

◆◆愛猫がヘビに咬まれた場合◆◆

財団法人日本蛇族学術研究所に問い合わせてみました。
(ホームページ:ジャパンスネークセンター

マムシ咬傷について。
イヌは時々咬まれるが、ネコでは今まで一度も報告がないそうです。
ネコは敏捷だから咬まれないのか、耐性が強いのか、あるいは
毒ヘビを見分ける能力に優れているのか、 理由は分かりませんが
当研究所に報告はないと言うことでした。

上記を踏まえた上で、もしネコがマムシに咬まれた場合。
 ・人と違い皮膚にたるみがある上、毛が生えているので、
   かなり腫れてこないとわかりにくい可能性があること。
 ・咬まれた部位から出血が見られるかもしれない。
 ・獣医での治療は輸液と消炎剤など対処療法になるだろう。
 ・イヌの場合、咬まれても死ぬことはあまりないが、腫れや筋肉損傷・
  場合によっては急性腎不全がみられる。
とのことでした。

ヤマカガシ咬傷について。
飼い猫がヤマカガシに咬まれるということは滅多にないだろうし、
もし咬まれても毒が注入されることはまずないだろう、とのことでした。
ヤマカガシはあまり人家には近寄らず、性格も大人しいと言われています。
また、ヤマカガシの毒牙は、マムシやハブと違い、 口の奥の方にあるので、
深く咬まれない限り毒が注入されることはありません。
しかし、ヤマカガシは頸部に有毒物質を分泌する頸腺を十数対持っています。
体を押さえられるなど攻撃されると、自衛のために、この頸腺から毒液を
噴出することがあり、それが目にはいると危険ですから注意してください。

ハブ咬傷について。
ハブは近所に生息していないため問い合わせなかったのですが、
マムシとハブは同じ出血毒であり、経過も似たようなものと思われます。
ただし、ハブの方がはるかに大型で持っている毒の量も多いため、
(マムシはふつう60cmくらいであるのに対し、ハブは2mを越す個体も、)
マムシ咬傷より重篤になると思われます。
またハブは、ヘビの中でも特異なくらいに、きわめて攻撃的な性質です。
(というか、温度に反応して反射的に無差別に噛みついてくるから怖いのです。)
ハブ生息地に住んでいる方は、どうぞ気をつけてください。
猫さんを完全室内飼いにすればハブに遭遇する確率がぐっと減るはずです・・・

 

 

◆◆ヘビに噛まれた体験談◆◆

↑上で、「猫がマムシに噛まれた報告はない」と書きましたが(汗)
掲示板に体験談が寄せられましたのでご覧ください。
以下、すみれ様からの報告です。情報深謝。

『うちのくじらはここに引っ越したばかりのころ
お外にまだ放していたのですが,
ある日おててが3倍くらいに腫れていました.
恐る恐る見るとへびのかみきずが.
くじらが死んじゃう!!
と、獣医に飛んでったんですが
獣医は落ち着き払って
「猫はマムシに噛まれても死にません」
と、一応抗生剤(化膿止め)をくれました。
くじらはさすがに痛かったらしく
2、3日じっと耐えておりました.
その後3年くらい毎年噛まれてきまして,
後から来たぱくも噛まれました.
でもまあ死にはしないのがわかったので
同情はしましたが安心してました.
うちの子はとろいんでしょうか?

どの子も後遺症らしきものはないと思います.
15年位前なものでよく覚えてないんですが
腫れは、初めてくわれたときは
1週間くらいぶよぶよしていたと思います.
2度,3度目と、免疫が出来たのか
深く食われることがなくなったのか
腫れも,腫れの期間も少なくなりました.
(しかし何度も食われるうちの猫って・…)
今は完全しつにゃい飼いなのでそんなこともないのですが。

典型的な蛇の噛み跡なので、
(映画で見るドラキュラのやつみたいな)
始めて見てもわかると思います.
しかも我が家周辺のマムシ遭遇率は高いので状況証拠です.

獣医サイト(下記参照)見させていただきました.
うちの子達は毛深いせいか
あんなおそろしい肉の塊にはなりませんでした。
ぶよぶよの毛皮ふうせんみたい・・・』
2007.5.12

 

やっぱり、ですね。猫が噛まれないなんて変だと思いました(大汗)
しかし、猫はマムシに対する耐性が強いようで、かなり安心しました。
耐性が強いから、蛇研に報告するまでもないと、報告されないのでしょうか?

 

『マムシ咬傷』の貴重な体験談がもうひとつ寄せられました。
もも様のお話です。

『うちの猫が先日マムシに咬まれました。
猫の情報は少ないようなのでご参考までに。

・日曜日散歩から帰ってきてすぐ、身体を触ったら
異常に抵抗したのでよく見たら足が3倍に腫れていました。

・すぐに動物病院へ。
その時点ではマムシとは分からず、
抗生剤と痛み止めを注射しお薬を2日分頂いて帰りました。

・翌日、足から少量の出血と膿のようなものが出ていました。
また発熱していたようで身体が熱く感じました。
(猫ちゃんのお熱は、肉球を触るとよく分かります。)

・翌々日、咬まれた部分の毛が抜け化膿していたので再度病院へ。
マムシに咬まれたものと判断され、解毒の為に約6時間の点滴…。
本当は1晩入院して点滴をと言われたのですが、
翌日も連れて行くからということで半日で帰してもらいました。

・更に翌日も受診し、注射(抗生剤、痛み止め、止血剤)をしお薬を7日分処方されました。
現在はお薬を飲ませながら様子見です。

ごく稀に、猫がマムシに咬まれて死亡することがあるそうです。
冬眠前後は活発になっているそうですので、
みなさまもどうぞお気をつけ下さい。』
2009.9.17.
               === もも様 ===

 

マムシは全国に広く分布し、人家の近くにも生息します。
外に出る猫さんは、よほどの都市部を除き、
咬まれる可能性があるとお考え下さい。
猫さんの具合が悪そうなら、何回でも、
場合によっては病院を変えて受診させてあげてください。
もも様も、『実は私も最初の受診で「重篤な症状ではない」と
言われたのでマムシとは思わず…。
皮膚が化膿したので念のため、くらいに再度受診したのでした。』
と書かれてらっしゃいました。
獣医さんでさえ、稀な症状の場合は、1回目では分からない場合があります。
もも様が再受診されたのは大正解でした。

 

 

◆◆獣医学専門誌より◆◆

『CLINIC NOTE』No.24 2007年7月号 (株)インターズー発行
鳥取県動物臨床医学研究所 浅井由希子氏著
「マムシ咬傷
〜当研究所での5年間における奨励の概要および重篤な1例の紹介〜」

という報告を見つけました。

それによれば;

過去5年間(2000年4月〜2005年3月)でマムシによる咬傷事故(疑惑を含む)は
犬24例、猫3例、合計27例の報告があったそうです。

咬傷事故が発生したのは、7月〜11月で、ピークは8月〜9月。
時間帯は半数以上が夕方を過ぎてから夜にかけて。
咬傷部位は、
 犬=頭部・顔面が58%、前肢25%、後肢17%
 猫=顔面33%(1頭)、前肢67%(2頭)。

症状は、
「ほぼすべての例で咬傷部位の膨脹がみられ、そのほか
出血、元気消失、皮膚の変色、食欲不振などがみられました。
症状のピークは1日目もしくは2日目でした。
猫の3例は、膨脹以外の症状はほとんどありませんでした。」
とのことです。

3頭の猫はいずれも来院は初回の1回だけで済んでいます。
犬は1〜4回の来院数が多く、中には重篤化し9回来院したM.ダックスフントの例もありました。
このダックスフントは事故後18日で潰瘍と顔面膨脹は消失しましたが、
脱毛は、「約1年経過した現在も被毛の再生は認められていません」とのことです。

論文で紹介されている犬猫27例は、全員が回復し、命を落とした子はいません。
特に猫たちはいずれも軽傷だったようで、我々猫飼い主にはほっとする内容の報告となっています。

*『CLINIC NOTE』は雑誌専門書店 Fujisan.co.jp でバックナンバーの購読及び定期購読ができます。

 

 

◆◆マムシ咬傷について書かれたサイト◆◆

以下、獣医師によるヘビ咬傷に関するサイト。
残念ながらいずれも犬のケースがメインですが・・・

ノア動物病院医療情報−蛇毒咬症
壱岐動物病院>マムシの咬傷.. (音楽が鳴るので注意)
どうぶつびょういん シン・ベッドジューイのおしごと 

 

   

 

◆◆人が咬まれないよう注意!◆◆

愛猫があぶないと、うっかり手を出して人が咬まれないよう
十分に注意してください。
普段は大人しいタイプのヘビでも、猫にもて遊ばれて
気が立っている可能性があります。

もし人が咬まれた場合;

1)毒ヘビ(マムシ・ハブ・ヤマカガシなど)の場合、および、
  ヘビの種類がわからない場合は、慌てず騒がず、すぐ病院へ!

2)無毒ヘビとはっきり種類が分かる場合は、よく消毒して
  様子をみてください。

すみやかに適切な治療を受ければ、毒ヘビに咬まれても
普通に健康な大人が死ぬことはあまりありません。
(マムシの場合、死亡率は0.5%程度と聞いています。)
とはいえ、侮らないように。
マムシもハブもヤマカガシも、人を殺せるだけの毒は持っているのですから。

フィールドガイドシリーズ 「野外における危険な生物」(財)日本自然保護協会編集・監修(1994年発行)、によれば、ヒトがヘビに咬まれた場合の対処法は次の通りです。

まず、毒ヘビに咬まれた場合、『日本の場合、注入された毒をとりだしたり、症状を軽くしたりするために素人にできる手当はまったくない。』とした上で、つぎの6点を厳守しろと書いてある。
 1.あわてるな!
 2.やたらにしばるな!
 3.やたらに切るな!
 4.酒を飲むな!
 5.氷、その他の方法で冷やすな!
 6.勝手に血清をうつな!

そして、『F.E.ラッセル博士によると、もっとも適切で安全な応急手当は次の5つである。』と書いている。その5つとは、
  1.患者を休ませる。
  2.患者を安心させる。
  3.咬まれた局部を動かさないようにする。
  4.好ましくない全身的な症状に気をつける。
  5.できるだけ早く患者を医療施設につれていく。

本には、なぜ上記のようにすればよいかの説明もありますが、あまり書き出すと例によって著作権法に触れる危険が(汗)。ごめんなさい!
詳細をお知りになりたい方は、本をお求めになるか、私にこっそりメールしてください。
 

 

 

 

◆◆ポイズン・リムーバー◆◆

ポイズン・リムーバーという器具があります。
最近は誰でも通販等で手軽に入手できるようになりました。

ポイズン・リムーバーとは、 毒ヘビや、ムカデ・ハチなど毒虫、
クラゲ、その他、毒を持った生物
に噛まれたり刺されたりしたときに、
効率的に 毒を吸い出すための器具です。
見た目も大きさも注射器のような小さな器具で、いわば逆注射器?

猫の皮膚は被毛に被われている上、皮膚にたるみがあるので
ポイズン・リムーバーが有効かどうかはわかりませんが、少なくとも
飼い主である人間にはかなり有効な応急処置だそうです。
アウトドアスポーツをされる方、お子さんと海や山へいらっしゃる方は
ポイズン・リムーバーの用意をおすすめします。

ポイズン・リムーバー

私が持っているのは「エクストラクター」というフランス製のもの。(2500円くらい)
傷口にあわせて、4種類のノズル(上列)から選び、
黄色い注射器のような器具にセットして使います。

ポイズン・リムーバー

自分の腕に当てて吸引した写真。
皮膚が吸われているのがわかります。

毒を持つ生物に噛まれたり、刺されたりしたらすぐに
ポイズン・リムーバーで応急手当してください。
咬まれて2分以内が理想的、15分以内でもある程度の効果が認められるが
30分後では毒の吸い出し効果は期待できないとのこと。
あくまで応急処置ですので、その後すみやかに病院へ行ってください。

*ポイズン・リムーバーは通販で買えます。参考までにリンクしておきます。
楽天市場【ポイズン・リムーバー】
Yahoo!Shopping【ポイズン・リムーバー】
Amazon【ポイズンリムーバー】

 

  

◆◆日本に生息するヘビについて◆◆

日本には、ウミヘビを含めると、4科19属39種(14亜種)ものヘビがいるそうです。
しかし猫は海に潜りませんから、猫サイトではウミヘビは除外して考えて良いでしょう。

(1)北海道・本州・九州・四国とその周辺の島々に生息するヘビたち

マムシ有毒:クサリヘビ科)
生息地:北海道・本州・四国・九州・佐渡・壱岐・対馬・伊豆大島・八丈島・大隅諸島
全長:45〜65cm、最大77cm
毒の種類:出血毒
メモ:
人が近づくと、逃げるよりその場にとぐろを巻いて威嚇します。
さらに近づくと、パッと首を伸ばしてサッと咬みつきます。
毒の力は強い(実はハブより強力)なのですが、毒量が少ないため、
すみやかに(6時間以内が理想)適切な治療を受ければ、
普通に健康な成人が死ぬことはあまりありません。
*マムシは、対馬に生息するツシママムシと、本土に生息する
ニホンマムシの、2亜種に区別されます。

ヤマカガシ有毒:ナミヘビ科)
生息地:本州・四国・九州・大隅諸島
全長:1〜1.2m、最大1.5m。
毒の種類:血液凝固に作用する
メモ:
日本に多数生息するヘビで、私自身もよく見かけます。大人しい性格です。
長らく無毒ヘビとされていましたが、最近有毒であることがわかりました。
つまり無毒ヘビと勘違いされるほど被害が少ないということでしょうけれど
人の死亡例も複数報告されていますので注意するに越したことありません。
毒牙は口の奥の方にあります。また頸部の頸腺からも毒を飛ばします。
もし万が一目に入ったときは即座に水でよく洗浄し、病院へいってください。

アオダイショウ(無毒:ナミヘビ科)
生息地:北海道・本州・四国・九州・国後島・伊豆諸島・行き・津島・薩南諸島・口之島
全長1〜2.5m、最大3m。
メモ:
日本最大のヘビ。人家に侵入してくるのは、たいていコイツです。
無毒ですが、気が荒いことで知られているヘビですから、いたずらしないように。

シマヘビ(無毒:ナミヘビ科)
生息地:北海道・本州・四国・九州・国後島・伊豆諸島・大隅諸島
全長1〜1.5m、最大2m。
メモ:
4本の縦縞がすらりと通った、いかにもヘビらしい模様のヘビ。
幼蛇は薄い地色に小豆色の横縞と、親とは全然違う色模様です。
私個人的には、本州のヘビの中で一番服装(?)のセンスが良いヘビだと思っています(笑)

ジムグリ(無毒:ナミヘビ科)
生息地:北海道・本州・四国・九州・国後島・伊豆大島・隠岐・壱岐・屋久島・種子島。
全長0.8〜1.2m。
メモ:
日本全国に広く生息しているヘビですが、私は数回しか見たことがありません。
大人しいヘビです。

ヒバカリ(無毒:ナミヘビ科)
生息地:本州・九州・佐渡・三宅島・隠岐・壱岐・屋久島。
全長:40〜65cm。
メモ:
ヒバカリという名前は「咬まれたらその日ばかりの命」の意、という説があったりしますが
無毒で大人しいヘビです。飼えば人にも馴れるらしいけど、野生動物は飼わないでね。

シロマダラ(無毒:ナミヘビ科)
生息地:本州・四国・九州・奥尻島・伊豆大島・佐渡・壱岐・薩南硫黄島・屋久島。
全長:30〜70cm。
メモ:
外見はけっこう派手な横縞模様ですが、無毒です。
生息数が少なく夜行性のため、会えたらラッキーなヘビ。

タカチホヘビ(無毒:ナミヘビ科)
生息地:本州・四国・九州・屋久島・種子島。
全長:25〜53cm。
メモ:
夜行性で半地下性のヘビで、見た人は少ないでしょう。
私も一度も会っていません。

 

(2)奄美諸島・沖縄諸島・その他南西諸島の島々に生息するヘビたち

ハブの仲間有毒:クサリヘビ科)
ハブ(ホンハブ):奄美諸島・沖縄諸島。全長1〜2.3m。
ヒメハブ:奄美諸島・沖縄諸島。全長30〜80cm。
サキシマハブ:石垣島・西表島・小浜島・竹富島・黒島・新城島・嘉弥真島。全長60〜120cm。
トカラハブ:宝島・小宝島全長60〜150cm。
ハブの毒の種類:出血毒
メモ:
世界でもおそらく10本の指に入るという、猛毒ヘビ。
生息地にお住まいの方は誰でもその恐ろしさはよくご存じでしょう。
最近は医療の発達のお陰で人が咬まれても致死率はぐんと低下しました。
とはいえ、猛毒であることにかわりはありません。
まともに咬まれれば長期入院やしびれなどの副作用、場合によっては
負傷部位の壊死や切断などの影響も出ますので、要注意です。
決して近づかないように!

コブラの仲間(有毒:コブラ科)
ヒャン:奄美大島・加計呂島・与路島・請島。全長30〜60cm。
ハイ:徳之島・沖縄等・伊平屋島・伊江島・渡嘉敷島・久米島・渡名喜島。全長30〜56cm。
イワサキワモンベニヘビ:石垣島・西表島。全長30〜75cm。
メモ:
コブラ=猛毒、のイメージがあるかもしれませんが、日本に住む陸性のコブラは
大人しい子が多いのか人間が咬まれたという被害報告はないそうです。
とても美しいヘビたちですから、ヘビの写真が恐くない方は一度ご覧ください。
(下記「おすすめサイト」にて見られます)。

ヒバァの仲間(有毒:ナミヘビ科)
ガラスヒバァ:喜界島・奄美大島・徳之島・沖永良部島・与論島・沖縄島・伊平屋島・渡嘉敷島・久米島。全長75〜110cm。
ミヤコヒバァ:宮古島とその周辺の島々。全長60cm。
ヤエヤマヒバァ:石垣島・西表島・小浜島・竹富志摩・黒島・与那国島・波照間島。全長70〜90cm。
メモ:
毒を持っているらしいので有毒ヘビに分類しているが、被害報告は無いらしい。

その他のナミヘビ科(無毒)
イワセキセダカヘビ:石垣島・西表島。全長60cm。
アマミタカチホヘビ:奄美大島・枝手久島・徳之島・沖縄島。全長20〜55cm。
シュウダ:尖閣諸島。全長1.5〜2.5m。
ヨナグニシュウダ:先島諸島。全長1〜2m。
サキシマスジオ:宮古諸島・八重山諸島。全長1.8〜2.5m。
リュウキュウアオヘビ:南西諸島中央部の各島々。全長1.1m。
サキシマアオヘビ:先島諸島。全長60〜80cm。
キクザトサワヘビ:久米島。全長60cm。
アカマタ:南西諸島に広く分布。全長0.8〜1.7m。
アカマダラ:対馬・魚釣島。全長60〜120cm。
サキシママダラ:先島諸島。全長50〜100cm。
サキシマバイカダ:宮古島・石垣島・西表島。全長訳70cm。
ヒメヘビ:宮古島・伊良部島・沖縄島。全長16〜20cm。
ミヤラヒメヘビ:与那国島。全長32〜36cm。

ブラーミニメクラヘビ(無毒:メクラヘビ科)
生息地:トカラ列島以南の南西諸島、小笠原諸島の父島。
全長:15〜18cm。
メモ:
一見ミミズ、よく見てもやっぱりミミズ?(汗)
こんなヘビが日本にいたとは、ってくらいにヘビらしからぬ小さなヘビです。

 

 

◆◆ヘビの写真が見られるサイト◆◆

ヘビが恐くない人は、どうぞ写真をご覧になって各ヘビの特徴を覚えてください。
以下におすすめサイトをリンクします。

じゃぷれっぷ の中の 日本の蛇のページ 
  とても詳しく写真も豊富。おすすめ。

ジャパンスネークセンター 
  マムシ咬傷についてお話を伺いました。ありがとうございました。

  

 

◆◆参考文献◆◆

上記「ヘビの種類」および「生息地」「全長」は、下記文献を参考に書きました。
(「メモ」の部分には私の個人的感想が多分にはいっています・・・)

「日本の両生類・爬虫類」 松井孝爾著 小学館 
「野外毒本」 羽根田治著 山と渓谷社
フィールドガイドシリーズ 「野外における危険な生物」(財)日本自然保護協会編集・監修 平凡社
「猛毒動物の百科」 今泉忠明著 データハウス
「人間とヘビ」 R.&D.モリス 平凡社
「CLINIC NOTE」 No.24 2007年7月号 (株)インターズー発行

 

 

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最終更新日:2009.9.20..

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