安全な首輪

猫

*同居の工夫:猫と暮らす知恵*

首つり防止首輪

【著:管理人 2003年】

ねこに首輪をつけると可愛いし、迷子札もつけられるから良いのですが、首つりなど、首輪の事故が心配だという方多いですよね。

そういう場合は首つり防止首輪がお勧め。セーフティー首輪、安全首輪、安心首輪、などの名前で売られています。猫が体重をかけて暴れればバックルが簡単にはずれるタイプと、ゴムが伸びて首から抜けるタイプとがあります。

私としては、バックルがはずれるタイプがお勧めです。

なぜなら、猫の首輪事故は首つり事故に限りません。首輪を噛んで顎がはずれなくなる「猿ぐつわ事故」。首輪に前足を入れてしまう「たすきがけ事故」。

ゴムで伸びるタイプだと、これらの事故は防げません。

その点、バックルがはずれるタイプなら、首つり・猿ぐつわ・たすきがけ、いずれの事故に対しても暴れれば首輪がはずれる可能性が高く、より安心だと思います。

猫専門店の首輪

さすが猫専門店なだけあって、どれも一定の力がくわわるとはずれるバックルで作られた首輪です。しかも、すごく可愛い!子猫専用に工夫された首輪もあります。

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普通の首輪を加工する

【著:管理人 2003年】

首つり防止首輪は、数が少なく、デザインが限られているのが残念です。そういう方は普通のバックルを細工してしまいましょう。数分~せいぜい10分程度の簡単な作業です。用意する道具はヤスリだけ。紙ヤスリでも、金属ヤスリでも。私は実は犬用ツメヤスリを使って作業します(汗)

(1)猫用首輪を安全に加工

(2)猫用首輪を安全に加工

要するに、この4つの角を削って丸くすればよいわけです。

(1)の角は写真ではわかりにくいのですが、(2)を差し込んだときに、角がパチリとはまるところです。指で触ると、かなり鋭い縁になっていることがわかります。ここにヤスリを数回かけて、角張った角を丸くします。くれぐれも、ヤスリをかけすぎないように。指に角を感じられなくなる程度で十分です。

(2)の角も、ヤスリでけずって丸くします。といっても(3)の写真程度です。削りすぎると留まらなくなってしまいますから気をつけて!

(3)猫用首輪を安全に加工

左側くらいかな?右は少し削りすぎかも。

(1)の角の左右と(2)の角の左右、計4箇所をそれぞれ1~2回ヤスリを当てては、バックルを留めて引っ張り、どのくらいの力でバックルがはずれるか、 何回もテストしながら慎重に削ってください。普段はちゃんと留まって、猫が体重をかけて暴れた時だけはずれるように力調整します。削り過ぎると、その首輪はもう使えません。くどいようですが、くれぐれも注意して下さいね。

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