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パム・ジョンソン女史はネコの行動心理コンサルタントである。テレビやラジオでも活躍中の女性だそうだ。 この本には、女史が扱った‘問題のある猫達’とその治療について書いてある。突然飼い主を攻撃するようになったネコ、紙に異常に執着するネコ、粗相が止まらないネコ、ストレスによる脱毛でほとんど裸になってしまったネコ、等々。その他、ネコの里親探しを依頼されたり、離婚予定の夫婦のネコ親権について判断を求められたり、というような、もっぱら人間サイドの話もある。 本を読んで正直な感想は・・・なんてアメリカ人っておめでたい人種なんだろう、でした(ごめんなさい)。私からみれば、どうしてこの程度の事でネコ行動心理コンサルタントを呼びつけないとならないのかと、その方が不思議だ。 例えば、今まで何年も穏やかだったネコがいきなり攻撃してきた。 が、これほど気楽に専門家に相談するお国柄だからこそ、猫行動心理コンサルタントという職業が立派に成り立っているのだろう。アメリカ人にとって精神分析医はかつての神父や牧師ほどに身近な存在だそうだし、だから愛猫の問題行動についても、すぐ心理学者に相談しなければと思うのだろう。 内容的には非常にやさしく、さらっと読める。特殊なケースも多くて、どれほど日本の飼い主に役立つかどうかは今ひとつ疑問ではあるが、猫の問題行動にはいずれも理由があって猫の視点に立ってよく見れば思いがけず簡単に解決できる場合が多い、ということはよく学べると思う。 (2004.01.04)
→ネコを知る(海外)
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