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【推薦:管理人】
「アニファとは“Animal in Family(アニマル イン ファミリー)”の略語」だそうです。
小動物や所謂エキゾチックアニマルが主ですが、猫も犬ももちろん扱われています。
ハムスター・ウサギ・フェレット・リス・プレリードッグ・モルモット・チンチラ・モモンガ・リスザルなどのほ乳類、イグアナ・ホシガメ・メガネカイマン・ボアなどのは虫類、インコ・ブンチョウ・オウムなどの鳥類、ピパ・サンショウウオなどの両生類と、要するに、一般家屋サイズで‘飼う’ことができる小動物がすべて対象です。
それだけに内容が散漫になりがちなきらいはありますが、特にこの雑誌が発行された当時(1994年7月)は、犬猫以外の飼育情報がきわめて少なかったため、1年以上定期購読していました。
当時うちには、ハムスター(ゴールデン・ジャンガリアン・キャンベル各種)、ウサギ、シマリスがいたからです。
その後のハムスターブームで今はハムスター本なんか腐るほどありますけれど、昔はろくに本がなかったんですね。
ちょっと専門的なことを調べるためには、わざわざ洋書の飼育書を取り寄せなければならなかったくらいでした。
だからこの雑誌の発行はちょっと嬉しかった。
しかし同時に強い杞憂も感じました。
エキゾチックアニマルブームはこの雑誌に責任の一端があると信じています。
人間が、ペットと呼ぶにせよコンパニオンアニマルと呼ぶにせよ、一緒に楽しく同居できる動物の種類は限られていると思います。
私は、馬・犬・猫・ハムスターの4種類だけで十分だとさえ思っています。
強いて言えば、人間が遺伝改造したモルモット・アナウサギ・フェレットも加えて良いかもしれません。
牛・羊・豚・山羊・驢馬・鶏・鵞鳥も、人間が作った動物ですが、これらはもっぱら産業動物として扱われ、一般人が感情の交流を楽しむ動物とは言い難いでしょう。
産業動物の多くは体も大きいから、日本の一般家庭で飼える動物ではありません。
ところが、日本には実にけったいな「エキゾチック・アニマル・ブーム」なんてものが出現してしまった。
大変憂慮すべき事態です。
というのも、そういう動物を好む人の多くは、より珍しく貴重な動物を求める傾向にあり、それが日本を世界ダントツの密輸入動物大国とさせ、世界中の生態系に大きな影響を与えてしまいました。
オランウータンのような希少動物が公然と密輸入される国に落ちぶれてしまいました。
日本政府も恐ろしく怠慢で、その後多少は法律が強化されたものの、今現在も実情は野放し同然です。
アライグマやタイワンザル、チョウセンシマリスなどの帰化とそれに伴う在来種との競合・混血問題は最近頻繁にニュースでも見ます。
凶暴なワニガメや、東京都心を飛び回るカラフルなインコの群れも、すべて元ペットです。
ちゃんとした知識と、ちゃんとした飼育環境と、何よりも大切な、一度飼ったなら死ぬまで飼い続けるという覚悟のない人が、こういう雑誌に踊らされて、深い考えもなく購入した結果がアレです。
「アニファ」さんには悪いけれど、そろそろ趣旨転換して欲しいというのが私の正直な願い。
蒸し暑い日本の夏にチンチラをすすめたり、せっかく狂犬病駆逐に成功したのに狂犬病保有率が高いプレリードッグを褒め称えたりするのは、そろそろやめて欲しい。
人は自分にとって都合の良い部分しかみません。
かわいらしいポケットモンキーのグラビア写真の下に小さく「正しい飼育法を」なんて書いても、人は読みません。
正しく飼育してほしいなら、(というか、正しいのはそもそも飼育しない方だと思いますが)、写真以上に大きく目立つように注意書きをかかないといけないんです。
どうぞ、これからは、エキゾチックアニマル飼育をすすめる雑誌ではなく、一般人はエキゾチックアニマルを飼育すべきではないと啓蒙する雑誌になってください。
本当に動物達のことを思っているのなら是非そうしてください。
お願いします
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(2005.1.5)
* スタジオ・エス のHPはこちら。
→猫雑誌

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